About Hokkaido University × J-PEAKS

事業概要

北海道大学は、優れた研究成果を生み出すだけでなく、それらを社会で活用し課題解決につなげ、社会的インパクトを創出することを目標としています。特に、広大なフィールドという強みを生かし、世界の重要課題である食料生産に貢献します。単に食料生産による環境への負担を減らすだけではなく、農林水産業そのものが環境の回復に寄与する「リジェネラティブ農林水産業」の実現に向け、研究拠点を形成します。これにより、優れた研究成果の創出と社会課題の解決の両立を目指します。

一方で、まだ明らかになっていない課題や、これまでの知識では対応が困難な課題に対しては、学問分野の壁を越えて研究者が協力し、新しい知を生み出す「融合研究」が欠かせません。融合研究は、まだ見えていない課題に直面した際、解決策の出発点となり得る重要な役割を担います。北海道大学J-PEAKS事業では、優れた融合研究を継続的に生み出す仕組みを整備します。

さらに、多様な融合研究に対し、研究の段階に応じた支援の制度を整えます。あわせて国内外との連携を促進し、研究成果が社会で役立つ形になるよう後押しします。この事業を通じて、優れた研究成果の創出と課題解決を継続的に実現する大学への変革を進めていきます。

総長からのご挨拶

創基150年を迎える今、改めて明確な将来像を描き、そこに向けて揺るぎのない意志で歩みを進めることを決意し、我々は本事業の構想を立案しました。

北海道大学は、将来像を実現するための全学の経営戦略に基づき、トップダウンで新たな融合領域を戦略的に創発・育成するシステムを本事業で構築します。

そして、そのシステムを活用して、世界でも最大級の規模を誇る研究林や農場などのフィールドを活用した農学・水産学・環境科学・生態学を結集し、海外のトップレベル大学との連携により、環境再生促進型の持続的食料生産システムの研究開発によって研究力の向上を図ります。

また、北海道内の参画機関と連携しつつ、最先端の研究成果を道内各地の課題解決へと応用し、新たな産業の創出を目指します。これにより、地域全体の活性化を図るとともに、世界を巻き込む大きな潮流への発展を図ります。