研究基盤を強化、協働的な研究環境を構築
北海道大学では、研究者が革新的・学際的な研究や国際共同研究に、より効果的に取り組むことができる環境を実現するため、全学的な大学改革と組織整備を進めています。
J-PEAKSを通じて、研究マネジメント・研究支援体制を強化するとともに、学問分野を越えた連携や、産業界・海外のパートナーとの連携を促進しています。また、共用研究設備、技術支援体制、データ基盤などを整備し、研究者が研究資源をより利用しやすく、効果的に活用できる環境づくりを進めています。
研究者、研究支援人材、産業界、海外のパートナーをより効果的につなぎ、柔軟で協働的な研究環境を構築することを目指しています。これにより、北海道大学の優れた研究成果を社会課題の解決や社会的インパクトの創出へとつなげることを目指しています。
新着情報
総合イノベーション創発機構
北海道大学総合イノベーション創発機構は、学内の研究支援組織を結集し、分野融合研究、産学官連携、社会実装、スタートアップ、国際研究連携などを一体的に支援する組織として、2025年1月に発足しました。
J-PEAKSの推進に向け、主に以下の3つの組織・機能を整備しています。

- J-PEAKS企画・運営室:研究支援組織を連携させ、研究の企画から社会実装までを継続的に支援
- 連携研究プラットフォーム:学際的な研究ユニット等を形成し、融合研究による新たな研究拠点形成、若手研究者育成を推進
- 北大コネクト:国内外の大学、自治体、企業等との連携を強化し、研究成果の展開と社会課題の解決を支援
統合URA本部
研究力強化に向け、2024年4月に経営支援機能を備えた統合URA本部に改組し、研究推進支援機能及び経営支援機能の向上を図っています。URAは、将来的に大学経営の中核を担う人材として育成するために、任期の定めの無い正規職員として安定した処遇を実現しています。
URAは、派遣や研修を通じて経験を積み、他のJ-PEAKS大学との連携をコーディネートするリエゾンにURAが就くとともに、J-PEAKS企画・運営室にも中核として参画し、重点研究プロジェクト等の企画立案・実施や、研究力分析等を推進しています。また、参画機関を含む道内大学等からの研修を受入れ、URA派遣等の研究支援職の人材育成に協力しています。

産学・地域協働推進機構
国際産学連携機能を強化するため、2024年4月、産学・地域協働推進機構に産学連携グローバル推進室を設置しました。また、産学協働サテライト室(東京)に加え、2022年9月に北米拠点(ボストン)、2024年5月にアジア拠点(シンガポール)を設置し、2026年10月に欧州拠点(ドイツ)の設置を予定しています。
海外拠点を通じた海外企業等との産学連携、共同研究、技術移転、スタートアップの海外進出支援を強化し、新たな収益への道を拓きます。

技術連携統括本部(ITeCH)
研究を支える高度な技術提供体制の強化を目指し、2025年7月に技術連携統括本部(ITeCH)を設置し、全技術職員を一元配置するとともに、管理職及び高度専門人材「テクニカルサイエンティスト(TS)」職を新設しました。
ITeCH設置により、技術職員の戦略的な全学運用と高度専門人材の配置を進めています。また、海外参画機関の技術スタッフとの相互交流を含む人材育成や人事制度改革を進め、研究基盤機能及び連携機能を強化します。

情報基盤センター
情報基盤センターでは、研究データ共有基盤及びAI活用基盤から構成される研究DX基盤システム「Hokkaido University Connected Intelligence Exchange Platform(HUCIEP)」を2025年10月に構築完了し、研究データストレージ及び生成AI検証基盤の試験運用を2026年1月より開始しています。
HUCIEPに加え、J-PEAKS事業では、連携研究プラットフォーム研究ユニット等に対し、スーパーコンピュータ環境へのAIソフトウェア導入支援や画像解析支援等、データ駆動・AI駆動型研究の伴走支援を行っています。



